| 2009年ソサイエティ大会挨拶 |
|
基礎・境界ソサイエティ会長 香田 徹
|
| 平成21 年度のソサイエティ大会は新潟大学五十嵐キャンパスで開催されます。新潟といえば米どころ、実りの秋を迎えての本ソサイエティ大会では、多数の研究成果が実ることでしょう。このような素晴らしいソサイエティ大会をご準備くださった新潟大学の皆様をはじめとする関係各位のご努力に感謝申し上げます。また、本ソサイエティからは、池口徹先生(埼玉大学)と鴻巣敏之先生(大阪電気通信大学)が大会担当幹事として取りまとめにあたりました。 基礎・境界ソサイエティでは、以下のような企画セッションを用意しました。チュートリアルセッション「高並列プロセッサによる高性能メディア信号処理」(AT-1)では、高並列プロセッサ開発・応用に関わる皆様を講師としてお招きし、実現方法、動作分析方法、アプリケーション実装事例についてご講演いただきます。「MIMO-OFDM 符号化の立場か ら」(AT-2)では、移動体通信や無線LANの基盤技術として注目されているMIMO - OFDMシステムの応用的側面のみならず理論的側面からもチュートリアル講演をお願いする予定です。「コンカレント工学の理論と応用」(AT-3)では、コンカレントシステムのモデリング、解析、性能評価に有用なネット理論、およびネット理論を支えるアルゴリズム工学の内容から、組込みシステム、システムバイオロジー等の応用分野などについての解説します。また、パネルセッション「安全のためのITS 技術の展開」(AP-1)では、2010 年度からの実用化を目指して大規模実証実験が進められている、ITS システムに関して、プロジェクトに関わる講演者を多数お招きし、最新技術の紹介などをしていただきます。「制御のための無線伝送」(AP-2)では、ネットワーク制御システムについて、通信理論の立場からの議論を行います。 さらに、基礎・境界ソサイエティの研究活動の核である16 の第一種研究会(回路とシステム,非線形問題,VLSI 設計技術,信号処理,ワイドバンドシステム,情報理論,情報セキュリティ,技術と社会・倫理,信頼性,応用音響,超音波,コンカレント工学,思考と言語,ITS (高度交通システム),安全性,スマートインフォメディアシステム)による一般講演16 セッション(210 講演)と,ブロードバンド通信のための信号処理技術(ABS-1、10 講演)、UHF 帯を利用したITS 通信技術(AS-2、4 講演)の二つのシンポジウム講演が企画され、本学会の将来を担う基礎研究の最新動向について議論する場が用意されています。 また、16 日午後4 時から、7名のソサイエティ会員に対するフェロー称号贈呈式とソサイエティ活動に貢献された皆様に対する、特別功労賞、功労賞、功労感謝状の贈呈、論文賞の授与などが行なわれます。 本ソサイエティは、基礎研究や他のソサイエティにまたがる境界領域での萌芽的研究を促進し、本ソサイエテイの活動に興味・関心を持っていただけるように、2007 年7月に創刊されたファンダムレビューの一層の充実を図っています。また、新英文電子ジャーナル「Nonlinear Theory and its Applications, IEICE」 (略称 NOLTA)の発刊が2 月の理事会で承認されました。NOLTA発刊の主旨は、非線形科学分野の総合科学的特質である、非線形数理科学およびその工学的境界領域をカバーし、広く学会、分野を越えた研究の融合を計る場を提供し、研究成果の公開を目的とするもので、2010 年10 月か2011 年1 月の創刊号発行を目標に鋭意努力している最中です。関係者の皆様には是非積極的に投稿して頂きたいと考えております。 本大会で参加者同士の活発な議論を通じて皆様の研究の新しい芽を育てて、更なる研究活動の一助となることを願っています。 |
| 通信ソサイエティ大会の開催にあたって |
|
通信ソサイエティ会長 澤谷 邦男
|
| 平成21年度のソサイエティ大会を開催するにあたり,ご挨拶を申し上げます. 新潟大学並びに関係者の皆様の多大なご尽力により,本年度もソサイエティ大会を開催することができますことを感謝致します.通信ソサイエティでは,この大会を実りある有意義なものとするために,執行委員会や各研究専門委員会を中心として準備を進めて参りました. その一つとして,初日の9月15日の夕方に通ソ・ウェルカムパーティを開催致します.この企画は昨年初めて開催されたもので,企業の若手会員からメッセージや,各研究専門委員会を紹介など,学生会員を始めとする若手研究者に対する歓迎を目的としており,若手だけでなく,広い世代の会員にも参加頂き,活発な意見の交換の場として盛り上げて頂きますようお願い申し上げます.参加費は無料です. また,2日目の9月16日午後には通ソ総会を開催します.新たに29人の会員にフェローの称号が授与され,ソサイエティ功労顕彰,同活動功労賞,同論文賞の贈呈式も行われます.受賞される皆様のこれまでのご貢献,ご努力に敬意を表すると共に,心よりお祝い申し上げます.例年好評を頂いている特別講演では,地元の酒造会社の塩川英男様に「日本酒について〜新潟の酒がなぜうまいか!!〜」というタイトルでご講演を頂きます.米と酒で有名な新潟の秘密を知る上で貴重なご講演を頂けるものと存じますので,ご期待下さい. 4日間の期間中に962件の一般講演と13のシンポジウムで115件の講演が予定されています.また,この他に,2つのソサイエティ企画セッション,6つのパネルセッション,6つのチュートリアルセッション及び依頼シンポジウム1件が予定されています.これらのほとんどは研究専門委員会から提案されたもので,各分野の最新のテーマを取り上げておりますので,プログラムをご参照の上,興味のあるセッションをお楽しみ下さい. 本大会が新しい研究や継続中の研究に有益なヒントを与える場として,また有意義な情報の交換の場として会員の皆様のお役に立つことを心より願っております.また,会員サービスの向上やソサイエティ活性化に向けた建設的なご提案があれば会期中に是非お寄せ下さい. |
| エレクトロニクスソサイエティ大会の開催にあたって |
|
エレクトロニクスソサイエティ会長 益 一哉
|
| 平成21年のソサイエティ大会を開催するにあたり、ご挨拶を申し上げます。新潟大学の皆様をはじめとする関係各位のご尽力により、ソサイエティ大会を開催できますことを深く感謝いたします。 403件の一般講演に加えて、研究専門委員会から頂いたご提案に基づき、6テーマの公募シンポジウム「FDTD法による電磁界解析の最新事情」、「超広帯域(UWB)フィルタ:その研究開発の最新動向と応用」、「環境と光技術」、「波長域が広がるレーザ技術とその応用 〜「新波長レーザ」のシーズとニーズの融合に向けて〜」、「環境・バイオに関わるセンシング材料とデバイス」、「バイオメディカル分野を支える最新の光・マイクロ波技術」が企画され39件の講演が予定され、活発に議論されます。 また、チュートリアルセッションとして「More than Mooreを実現するMEMS融合LSI技術」が企画されており、今後の半導体技術の進む方向を議論し、紹介されます。さらに依頼シンポジウムとして「高速ミリ波無線通信用デバイス・IC技術の現状と展望」が企画されています。 大会2日目午前には新潟県知事泉田様からもご講演を賜り、大会委員会特別企画としてシンポジウム「超高速インターネット衛星「きずな」の開発と大規模災害時の衛星利用に対する期待」が企画され、また「国際標準化への道筋-学会発の標準化はどのように出来るのか?-」の講演が行われます。 大会2日目午後のプレナリーセッションでは、会長挨拶に続き、7名へのフェロー称号贈呈式、エレクトロニクスソサイエティ賞、エレクトロニクスレター論文賞、ELEX Best Paper Award、エレクトロニクスソサイエティ学生奨励賞の各授賞式が行われます。引き続き、茅根直樹氏(愛知工科大学)から、「半導体レーザ実用化技術の歴史と展望」と題して特別講演をいただきます。ソサイエティが誇るこれらのご業績やご講演に直接触れることができる貴重な機会であり、多くの方のご参加を願っております。 今回から受賞記念講演は関連する研究専門委員会が主催する一般講演の中で行われることとなりました。学生や若手の研究者も含め、より多くの方々にすばらしい研究成果を聴講してほしいとの考えからそのような企画となりました。大会2日目の夕刻からは懇親会が予定されており、大会参加者との情報交換、交流の場として多くの方の参加を期待します。 大変厳しい経済状況の中、産業界の方々には種々のお立場から大変なご苦労をもって今大会にご尽力いただいております。深く感謝する次第です。このような厳しい時期であるからこそ、次のステップを見据えた議論を行う良い機会であると思います。今大会において、参加される皆様方の交流がより深まり、新たな発展の場となることを祈念いたします。 |