2009年総合大会
公募シンポジウム講演のお知らせ
Topics of the Symposium,
at the 2009 IEICE General Conference

シンポジウム講演
提案趣旨

基礎・境界ソサイエティ
ADS-1 信号処理のための機械学習
AS-1 デジタル証拠の法的証明力と情報セキュリティ設計
AS-2 スマートパーソナルエレクトロニクスシステムの技術と今後の展開
AS-3 イメージメディアクオリティの基盤技術

ADS-1 信号処理のための機械学習
近年,機械学習の研究が進み,信号処理分野においても多くの応用例が見られる.そこで SIP と NC で本シンポジウム講演を共同企画し,信号処理に適した機械学習アルゴリズム,機械学習を利用した信号処理手法などの最新の研究成果を集め,両コミュニティの交流を深める.

AS-1 デジタル証拠の法的証明力と情報セキュリティ設計
コンピュータやネットワークの利用に関する証拠性を電磁的に確保し,法的問題の解決を図る手段として,フォレンジックの必要性が説かれているが,要素技術単体では争点となる要証事実の法的証明は難しい.法的係争に耐えるような証明力を得るには,各種セキュリティ要素技術を統合的に設計した上でこれらを調和的に運用することが欠かせない.本シンポジウムは,このような背景を踏まえて,法と技術・運用の観点から情報セキュリティの設計について討論を行うことを目的に提案するものである.

AS-2 スマートパーソナルエレクトロニクスシステムの技術と今後の展開
家電,携帯電話,自動車業界などを始めとして,人に優しいシステムの実現を目指すスマートエレクトロニクス技術の開発が,高齢化社会を迎えた現在,関係各方面から求められている.このためには,たとえばコンピュータビジョン技術に代表される柔軟な認識・理解やシームレスなインターフェイス等を有する高度化システムの開発が必要である.本セッションでは,ホームエレクトロニクスや自動車分野などで急速に発展するスマートエレクトロニクス技術について,大学だけでなく広く産業界からの講演を募集して,その現状と将来展望を探る.

AS-3 イメージメディアクオリティの基盤技術
イメージメディア品質に関する議論は、ディスプレイ系やプリンティング系など多くの分野で別々に議論されたり、国際標準化が別々になされている。このようなミスマッチをできるだけ解消するために、本シンポジウムセッションを企画しました。

通信ソサイエティ

BS-1 人体周辺の電波利用に関する最新技術動向
BS-2 最近のGPS技術の発展と利用の拡大
BS-3 第4世代移動通信方式に向けた高度化無線伝送・制御技術
BS-4 System, control and design technologies for emerging network
BS-5 次世代ユビキタスネットワークを担う新基盤ネットワーク技術
BS-6 ネットワーク仮想化,オーバーレイネットワーク
BS-7 ICT社会を支えるエネルギー・エレクトロニクス技術
BS-8 次世代ネットワークにおける新たなサービス提供を目指したQoS関連技術
BS-9 最新のFTTH技術とホームネットワーク
BS-10 JGN2plusとインターネットテストベット研究
BS-11 進化するキャンパス情報システムとセキュリティ対策・情報倫理教育
BS-12 屋外におけるユビキタス・センサネットワークの現状と課題
BS-13 次世代無線設備測定技術


BS-1 人体周辺の電波利用に関する最新技術動向
人体通信を含む人体周辺の電波利用技術は、多方面に渡る。 ユビキタス医療では、体内センサーからのテレメタリングのため、電磁波を利用した体内・外通信とそのネットワークであるボディエリアネットワーク(BAN)の標準化が進んでいる。ユビキタスネットワーク社会では、人体周辺での電磁波利用がますます増えることが想定され、新しい通信システムである人体通信の実用化が進むと共に、人体に対する電磁波の影響について検討が進んでいる。 そこで、アンテナ工学、環境電磁工学、医用工学、人間工学の研究・開発の観点から人体周辺の電波利用に関する現在の技術動向をご紹介頂くとともに、技術課題と将来への展望について議論を行う。

BS-2 最近のGPS技術の発展と利用の拡大
GPSに代表される衛星測位技術は,カーナビゲーションのような目に見える利用形態は言うに及ばず,航空機の誘導など国民生活に不可欠なものとなっている.準天頂衛星など,GPSを補強するシステムの計画も進められており,さらなる発展が期待される.宇宙・航行エレクトロニクス分野においても,航空分野はもとより,ロケットの誘導制御,衛星の軌道決定への応用も進展している.また,GPS反射波を用いたリモートセンシングに関する新たな研究分野も拡がりを見せている.このような現状を背景として,2009年総合大会でシンポジウムセッションを企画し,分野横断的に関係する技術や応用を議論する.

BS-3 第4世代移動通信方式に向けた高度化無線伝送・制御技術
IMT-Advancedと呼ばれる第4世代移動通信方式(4G)の周波数スペクトル,無線インタフェースの標準化が開始されて,適用技術の検討が大学,企業で盛んに行われている.本公募シンポジウムでは,4Gへの適用が想定されている,広帯域信号伝送技術,高効率マルチアクセス,送信電力制御,適応リンク制御,スケジューリング,セル間高速無線リソース制御,マルチアンテナ送受信,リレーなどのキー技術を広く募集する.

BS-4 System, control and design technologies for emerging network
Recently, network controls and system designs considering lower layers such as physical layers and MAC layers in wireless access networks and network layers and application layers in overlay networks are becoming important and more complex, such as what should be measured in the lower layer and/or how should be controlled in the upper layer using the measured information for emerging network systems regardless of wireless and wired networks. In this English session, “systems, control and design technologies for emerging network” is the main keyword, and prospective authors are expected to present their studies in this area. In this session, a chairperson will surely ask each presenter “what is important in your study from the viewpoint of the session topic?”, so that the authors are expected to prepare their presentation in such a way.

BS-5 次世代ユビキタスネットワークを担う新基盤ネットワーク技術
有線・無線の区別ないシームレスなユビキタスネットワーク環境への移行を目指し,取組まれてきたU-Japan 戦略2010 は,残すところ1年あまりとなった. 当シンポジウムでは,ユーザーからの多種多様な要求に応え,自由自在に最適な品質やセキュリティ等を確保することができるユビキタスネットワーク環境を実現するためにこれまで実現されてきた有線・無線ネットワークアーキテクチャ,ネットワークシステムの基盤技術,及び2010年以降の次世代ユビキタスネットワークにおける基盤技術について議論する.

BS-6 ネットワーク仮想化,オーバーレイネットワーク
近年,ネットワークのディペンダビリティ,通信トラヒックやノード装置の効率化などを目的に「ネットワーク仮想化技術」「オーバーレイネットワーク」技術の研究が盛んに行われるようになっている.これらの研究はアプリケーションレイヤで固有のネットワークを構築するいわゆるP2Pネットワーク技術の枠を大きく超え,低位から高位レイヤまでの通信プロトコルを必要に応じて動的に変更し,一つの物理ネットワーク上に特性や要求条件の異なる多様な通信ネットワークの実現を目指している.また,先んじて実用化が進んでいるサーバーを中心とした計算機の仮想化との連携もスコープに含まれる.本シンポジウムでは,これら新たなネットワークアーキテクチャを構築するための基盤技術,および関連する技術分野の研究者が一同に会し議論を行う事によって,研究の益々の加速を促進する場とする.

BS-7 ICT社会を支えるエネルギー・エレクトロニクス技術
携帯電話やインターネットが急速に普及し、さらに光通信をベースとした次世代通信システムの本格的な導入が開始され、このような各種端末機器を高速な通信回線で接続し、多彩なサービスを提供する通信システムが社会インフラとなる時期が目前に迫っている。 次世代の通信サービスの提供には、高効率、省エネルギー、環境保護に適合する種々のエネルギー蓄積、変換技術がこれまで以上に求められてくるものと考えられる。このような背景の下、ICT関連装置、省エネルギー、自然エネルギー、CO2削減につながるエネルギー源、等に関する技術を取り上げ、議論を行う。

BS-8 次世代ネットワークにおける新たなサービス提供を目指したQoS関連技術
ユビキタスネット社会の基盤となる次世代ネットワーク(NGN: Next Generation Network)構築が進み、バックボーンネットワーク、アクセスネットワーク、ホームネットワーク、モバイルネットワークそれぞれが進化してきている。その上で新サービスの提供の検討も進み、一部は既にサービスインが実現され、今後は相互のサービス品質を維持した上でのサービス連携が重要となるものと考えられる。本シンポジウムでは、NGNでのサービスのために必要となるQoS計測・制御等に関する要素技術から、サービス記述・サービスコーディネーション・QoS管理等に関するシステム技術までを網羅し、広く論文を募集するものである。

BS-9 最新のFTTH技術とホームネットワーク
近年、インターネットの普及に伴いFTTHが進展しているが、更にリアルタイムコミュニケーション可能な光ネットワークを各家庭内まで到達させることが求められている。本提案では、FTTHに関する最新技術のみならず、宅内のネットワークに関する技術動向について、専門家を一同に集めて幅広く議論を行い、将来の技術の方向性について展望することを目的とするものである。

BS-10 JGN2plusとインターネットテストベット研究
 USAのARPANETからInternet2に見るように、インターネットの研究にテストベットの果たしてきた役割は大きい。日本では1999年から運用されてきたJGNが、2008年からJGN2plusと心機一転し、L2、L3、IPv4/IPv6など多様な側面で研究用テストベットとして運用を開始した。本シンポジウムではJGN2plusの新機能・技術とテストベット研究、テストベットを利用した研究、などの研究発表と討論をおこなう。

BS-11 進化するキャンパス情報システムとセキュリティ対策・情報倫理教育
キャンパス情報システムはそのユーザの多様性(教員、学生、事務局)と扱うデータの機密性の多様性(公開シラバスから個人情報を含む成績データまで)からセキュリティ問題が最重要課題である。一方では、キャンパス情報システムは、学生に対する情報倫理教育の実践の場でもある。本シンポジウムではキャンパス情報システムを主対象にしたこのような課題に対する研究発表と討論をおこなう。

BS-12 屋外におけるユビキタス・センサネットワークの現状と課題
地球温暖化対策、食の安全と安定供給、防犯、防災等において、ユビキタス・センサネットワークが果たす役割への期待は極めて大きい。センサの種類、観測精度、画像の解像度、画像処理、制御機能、データのクオリティーコントロール、耐候性、通信速度、通信距離などの要求仕様はアプリケーションによってそれぞれ異なっているため、多種多様なセンサネットワークが世界各地に設置されることになる。これらが連携するユビキタス・センサネットワークは、どのような仕様となり、どのようなサービスを提供できるだろうか? 屋外におけるセンサネットワークの事例からニーズと課題について議論する。

BS-13 次世代無線設備測定技術
ユビキタスネット社会の実現が期待される中、携帯電話や無線LANなどの既存の各種無線設備のほか、WiMAXなど、次世代の無線通信システムが導入されようとしています。このような多種多様な無線技術の市場導入を促進するためには、無線機器の特性、特に電波に関連する特性の測定技術をベースとする試験認証技術の重要性が高まっています。本シンポジウムでは、新しい無線機器の測定技術や試験認証技術について広く論文の投稿を公募し、現状の技術課題及び今後の技術展望について多角的な討論を行います。

エレクトロニクスソサイエティ
CDS-1 高ダイナミックレンジ映像技術の最前線 〜高ダイナミックレンジ化がもたらす映像システムの新たな展開〜
CS-1 電磁波デバイス設計に関する数値計算技法の最新動向
CS-2 メタマテリアル技術とそのマイクロ波応用の最新動向
CS-3 超伝導フィルタの応用領域拡大に向けた最新技術動向
CS-4 ここまできたミリ波・テラヘルツ波イメージング
CS-5 有機材料のフォトニクス応用
CS-6 光通信とディスプレイを支える光デバイス技術
CS-7 接触・接続技術の課題と今後の展望
CS-8 次世代情報ストレージ技術の動向
CS-9 大容量・高機能光通信時代を拓く集積光デバイス


CDS-1 高ダイナミックレンジ映像技術の最前線 〜高ダイナミックレンジ化がもたらす映像システムの新たな展開〜
撮像から表示に至る次世代映像システムの基盤技術として、それぞれの分野で映像の高画質化に向けた検討が進められている。高画質化の目指すべき方向は、高精細化に加え、高ダイナミックレンジ化・高フレームレート化・広色再現化等と、分野を問わず同様な方向であるにも関わらず、いままでは、撮像、画像処理、符号化、伝送、表示で、それぞれ別々に議論を行っていた。しかし、それぞれの技術が急激に進化する中、別々に議論する従来型学会運営に限界が発生しており、それぞれの分野に横串をいれて全体の映像システムとして議論する場が必要になっている。そこで、昨年、60Hzを超える高フレームレート化をテーマに、撮像から表示まで、映像システムを通して議論できるシンポジウムを立ち上げた。今回は、ダイナミックレンジが1:100万以上にも達し、新たな展開を見せている「高ダイナミックレンジ化技術」を取り上げて、同技術の展望について多角的な討論を行う事を目的として提案する。

CS-1 電磁波デバイス設計に関する数値計算技法の最新動向
 近年のコンピュータ処理速度の飛躍的向上により,様々な分野でシミュレーション技術が開発されている.導波路やアンテナなどの電磁波デバイスの設計分野においても,これまで,多くの計算技法が提案されている.最近は,計算規模が増大する傾向にあり,高速化や並列化の計算技法を取り込んで種々検討されている.本シンポジウムは,電磁波デバイス設計に関する数値計算技法を開発している研究者や技術者が一堂に会して,最新動向や現在抱えている課題について討論を行い,知見を広めることを目的に提案するものである.

CS-2 メタマテリアル技術とそのマイクロ波応用の最新動向
近年、サブ波長の構造体からなり自然にはない特性や性質を持つメタマテリアル(人工媒質)の開発が進んでおり、従来にはない機能を持たせたり跳躍的な高性能化を実現するマイクロ波デバイスへの応用が期待されている。本シンポジウムでは、材料設計・加工技術からデバイス・システム応用までの幅広い範囲にわたり、メタマテリアル技術とそのマイクロ波応用に必要な要素技術に関する講演を広く募集し、同分野の最新動向と技術的課題について議論する。

CS-3 超伝導フィルタの応用領域拡大に向けた最新技術動向
超伝導フィルタのマイクロ波応用は、90年代前半頃から携帯電話基地局受信系向け中心に研究開発が進められてきた。昨今、地上デジタル放送中継局用受信フィルタや気象レーダー用狭帯域送受信フィルタ等超伝導フィルタの適応領域拡大とともに新たな技術(狭帯域化,チューナブル化,高耐電力化等) が展開されている。本シンポジウムでは超伝導フィルタの新たな産業応用に関して、本分野の研究者による講演を広く募集するとともに、最新技術の紹介と今後の技術課題・展望に関する議論を行う。

CS-4 ここまできたミリ波・テラヘルツ波イメージング
近年、非破壊検査・センシング技術において、ミリ波(30 GHz~300 GHz)やテラヘルツ波(0.1 THz~10 THz)といった高周波電波を利用した物体の可視化(イメージング)技術が注目されている。本シンポジウムでは、ミリ波・テラヘルツ波を用いたイメージングあるいはカメラの動向や課題を議論する。各種ニーズや適用領域に対して、今どこまで技術が進んでいるのか、そして今後の重要な技術課題は何なのかに焦点をあて、本分野の研究者による講演を広く募集しシンポジウムを企画する。

CS-5 有機材料のフォトニクス応用
近年のフォトニクス技術発展に伴い、光部品の経済化や高機能化が強く求められている。中でも有機材料は低コスト性と高機能性を両立できる特徴を有しているため、市場から大きな期待が寄せられている。民生用では液晶が薄型テレビの本命として急速に普及、有機ELも携帯ディスプレイに大量に採用され始めている。更には車内LAN用等に向けてプラスチック光ファイバ(POF)が注目を集めている。通信用途においては、ポリマー導波路の高い熱光学効果を利用した可変減衰器(VOA)や光スイッチ、液晶を用いた波長選択スイッチの実用化が始まっている。本シンポジウムでは、これら有機材料のフォトニクス応用の最新動向と今後の展望について議論する。

CS-6 光通信とディスプレイを支える光デバイス技術
近年現れてきた新たな方式のディスプレイには、光通信用デバイスと共通の基盤を持つデバイスが活用されている場合が多い。例えば超大画面から超小型まで幅広い応用が考えられているレーザ光源を用いたプロジェクタでは、緑色光源に周期分極反転ニオブ酸リチウム (Periodically-Poled Lithium Niobate, PPLN) 二次高調波発生(Second Harmonics Generation, SHG) 波長変換素子が、スキャナ部分にはMEMSミラーが用いられている。PPLNは光通信分野でも四光子混合(Four Wave Mixing, FWM) あるいは差周波発生 (Differential Frequency Generation, DFG) 全光波長変換素子として注目されており、MEMSミラーは光クロスコネクト素子として開発が進んでいる。このように、共通のデバイス技術基盤を持つ光通信とディスプレイであるが、用途の違いにより求められる特性・信頼性レベルには大きな違いがある。本シンポジウムでは、両分野に共通する光デバイス技術を包括的に俯瞰し、これまで交流の少なかった両分野の相互理解を深め、今後の発展に寄与することを狙う。

CS-7 接触・接続技術の課題と今後の展望
 最近の電子機器は、ディジタル化、小型化、高速化などの点で目覚しい発展を遂げているが、それらは、その基盤技術としての電気及び光信号の接触・接続技術の着実な進歩によって裏付けられている。最近では、MEMSなどのマイクロエレクトロニクスからナノケール・エレクトロニクスへの技術の進展や自動車のエレクトロニクス化の動きへの対応などに伴って、新しい局面での基礎研究や技術開発も活発となっている。  本シンポジウムでは、機構デバイス、電気接点、接触技術に係わる上記の点を踏まえて、これらの技術分野における現状の研究開発の状況や課題について議論するとともに、今後の展望についての意見・情報交換を行う。

CS-8 次世代情報ストレージ技術の動向
インターネット時代の大容量情報ストレージを実現するオーバーTb/inch2級HDDを目指し、様々な情報ストレージ技術が開発されている。記録方式分野では、垂直磁気記録方式に加え、熱アシスト磁気記録方式、マイクロ波アシスト磁気記録方式が検討されている。ヘッド分野では高TPI・高BPIを両立する記録ヘッドの開発、高感度・低ノイズ再生ヘッドの実現が急務となっており、スピントロニクス技術も活用されている。媒体分野では材料開発のみならず、スタック媒体、ビットパターン媒体、ディスクリートトラック媒体等の新構造媒体の開発も進んでいる。そして、さらなる低エラーレートを実現する信号処理技術開発も盛んである。本シンポジウムでは大きな展開を見せつつある近年の情報ストレージ技術の動向について議論する。

CS-9 大容量・高機能光通信時代を拓く集積光デバイス
集積光デバイスは、プロセス、設計技術などの基盤技術の進展(シーズ的側面)、および光通信システムの大容量化、高機能化に向けた機能要求の高度化(ニーズ的側面)を受け、その利点である高密度大規模化、高機能化の面で着実に進展しつつある。本シンポジウムでは、フォトニックノード、100Gイーサネット、10G-PONなどの次世代光通信技術の実現に向けて進展する送受信、複合集積、大規模アレイ、変復調用の各種集積光デバイスの現状および今後の展開を、システム側からの要望も交え議論する。

情報・システムソサイエティ
ADS-1 信号処理のための機械学習
CDS-1 高ダイナミックレンジ映像技術の最前線 〜高ダイナミックレンジ化がもたらす映像システムの新たな展開〜
DS-1 COMP 学生シンポジウム
DS-2 安全安心とセンシングネットワーク
DS-3 マルチメディア情報ハイディング


ADS-1 信号処理のための機械学習
近年,機械学習の研究が進み,信号処理分野においても多くの応用例が見られる.そこで SIP と NC で本シンポジウム講演を共同企画し,信号処理に適した機械学習アルゴリズム,機械学習を利用した信号処理手法などの最新の研究成果を集め,両コミュニティの交流を深める.

CDS-1 高ダイナミックレンジ映像技術の最前線 〜高ダイナミックレンジ化がもたらす映像システムの新たな展開〜
撮像から表示に至る次世代映像システムの基盤技術として、それぞれの分野で映像の高画質化に向けた検討が進められている。高画質化の目指すべき方向は、高精細化に加え、高ダイナミックレンジ化・高フレームレート化・広色再現化等と、分野を問わず同様な方向であるにも関わらず、いままでは、撮像、画像処理、符号化、伝送、表示で、それぞれ別々に議論を行っていた。しかし、それぞれの技術が急激に進化する中、別々に議論する従来型学会運営に限界が発生しており、それぞれの分野に横串をいれて全体の映像システムとして議論する場が必要になっている。そこで、昨年、60Hzを超える高フレームレート化をテーマに、撮像から表示まで、映像システムを通して議論できるシンポジウムを立ち上げた。今回は、ダイナミックレンジが1:100万以上にも達し、新たな展開を見せている「高ダイナミックレンジ化技術」を取り上げて、同技術の展望について多角的な討論を行う事を目的として提案する。

DS-1 COMP 学生シンポジウム
計算理論分野で優れた研究を行うためには、テーマ間にわたる幅広い視野を持つことが非常に重要である。世界ではそのような広い視野を持った研究者が学会のリーダーとして研究動向を動かしている。したがって、異なるテーマで研究を行う学生同士の情報交換を行う事がハイレベルな研究者の早期育成に非常に大きな効果をもたらす。本シンポジウムは、学生のみの講演からなる公募シンポジウムであり (共著者は一般も可)、過去3回にわたりコンピュテーション研究専門委員会と特定領域研究「新世代の計算限界 (NHC)」とのコラボレーションで大変成功を収めてきた。本大会でも、学生に研究交流の場を提供し、若手研究者の育成を図る。

DS-2 安全安心とセンシングネットワーク
近年,社会の安全安心を実現するための基盤技術としてのセンサーネットワークやユビキタスコンピューティング研究が重要視されている.センサーや携帯デバイスにより人の動きなどをセンスし,危険の事前感知や安全なナビゲーションを実現することが目的である.しかし,センサーやデバイスからの情報を集めるだけではこれらのサービスを実現することはできない.収集される膨大な情報から安全安心に関する重要な情報を抽出したり,ナビゲーションを行うためのプランニング技術が必要であり,そのための人工知能研究がなければ安全安心を実現することはできない.本シンポジウムでは,安全安心のためのセンシングネットワーク技術ための人工知能研究に焦点を当てる.

DS-3 マルチメディア情報ハイディング
 ディジタル化されたマルチメディア情報がインターネットを飛び交う今日,マルチメディア情報の安全確保は極めて重要な課題である.そのような中,暗号とは異なる情報保護技術として情報秘匿(ハイディング)が注目を集めている.本シンポジウムでは,テキスト・音・画像・動画等,マルチメディア情報に対する電子透かし技術やステガノグラフィ,及びそれらに関する情報理論・セキュリティ技術・応用システムに関わる分野を対象とし,当該分野に関連する発表を広く募集する.

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